フェルディナント=フォン=エーギルと学ぶtwitter検索
こんにちは。ともき(@tmk_423)です。
突然ですが皆さん、twitter検索を利用しますか?
私は利用します。
推しキャラがどんな風に思われているのか、どんな愛に溢れた声が聞けるのかが楽しみで、それはしょっちゅう検索をします。
泣かないもん。
さて、最近キリシャ・ペンドルトンがかわいいので、キリシャ・ペンドルトンについて愛のあるツイートをしました。
キリシャ・ペンドルトン
— ともき (@tmk_423) 2019年10月4日
ところがこのツイート、なんと「キリシャ」で検索しても「キリシャ ペンドルトン」で検索しても引っかかりません。
唯一、「キリシャ・ペンドルトン」とオリジナルのツイートそのまま、中点を入れて検索した時のみ表示されます。
切ない。
どうやら中点「・」を混じえると、twitterの検索は融通がきかなくなってしまう模様。
「キリシャ」だけでは引っかからないというのが実に厄介です。
これは困った。このままではネトスト(なのか?)に支障をきたしてしまう……
なのでこの仕様を検証してみることにしました。
しかし、ここで問題が。
そもそも、世の中にフルネームを中点で区切って頻繁につぶやかれるような人間は多くありません。
細かく検証したいので、できれば名前は中点を介して3分割ぐらいになっていると望ましいなあ。
誰もがフルネームを知っていて、わざわざフルネームでツイートしたくなってしまう、そんな神のようなキャラクターなんてこの世には……
「我が名は、フェルディナント・フォン・エーギル
!!!!!!」
では、いってみよー
まずは試しに「フェルディナント フォン エーギル」「フェルディナント・フォン・エーギル」で検索をかけてみます。
これは「フェルディナント フォン エーギル」
これが「フェルディナント・フォン・エーギル」
全然違いますね。
「フェルディナント フォン エーギル」ならば、「フェルディナント=フォン=エーギル」のように、イコールで区切られたものならば発掘できるのに、いくら探しても「フェルディナント・フォン・エーギル」には出会えません。
「フェルディナント・フォン・エーギル」で検索した場合は、中途半端な部分一致などなく、純度100%のフェルディナント・フォン・エーギルを堪能することができます。
つまり、検索されたいような場合には、中点ではなくイコールで区切る方が賢明ということになります。
では部分一致ならフェルディナント・フォン・エーギルに出会えるのでしょうか?
「フェルディナント・フォン」で検索をかけてみます。
任天堂が新型ノーブルスマートフォン"フェルディナント・フォン"の発売を決定しない限り、大量のフェルディナント・フォン・エーギルに出会えるに違いない……!
亜種がたくさんいた。
フェルディナント・フォン・エーギルに沢山の亜種がいてくれたおかげで、徐々に仕様が掴めてきました。
どうやら、twitterは単語の部分一致は検索には含めず、かつ中点は単語の一部分とみなすようです。
つまり、切れ目がない限りは完全一致でない限り、検索には引っかからないということです。
そして、中点以外の記号ならば分割した単語とみなすことを、「フェルディナント・フォン・エー」が教えてくれます。
中点を除く大抵の記号ならば単語の切れ目として認識します。。
例えば波ダッシュ「〜」であったとしても、それは単語の切れ目扱いです。
そのことを教えてくれるのが、「フェルディナント・フォン・エ」。
つまり、大抵の記号は切れ目として認識してくれるのに、何故か中点だけは切れ目扱いしてくれない。
この摩訶不思議な仕様がこの結果を生み出していることになります。
また、カタカナとアルファベットの切り替え点も、単語の切れ目になります。
なので、「フェルディナント・フォン・エーギ」で検索するとこうなります。
言わせてやれよ。
これも大事なのですが、カタカナと漢字の切り替え点も単語の切れ目です。
逆にカタカナ同士であれば、中点の有無に関わらず、絶対に部分一致を認めない。
実際「フェルディナン」で検索すると、フェルディナントの姿を見ることはできず、フェルディナン子やフェルディナン塔、フェルディナン卜(ぼく)であったり、バリエーション豊かなフェルディナント・フォン・エーギルの姿をおがめます。
それにしても、このフェルディナント・フォン・エーギルという男はあらゆる形で愛されていますね。
どう区切っても何かしら出てくるので、実に検証向きの逸材です。
悲しいけれど、キリシャ・ペンドルトンではこうはならない。
では使い道の想定できない「フェルディナント・フォ」で検索してみましょう。
(・o・)
彼の名はフェルディナント・フォン・シーラッハ。
まさかの形でフェルディナント・フォン・エーギルの魔の手を逃れた小説家です。
フェルディナント・フォン・エーギルに負けず劣らずダンディな方でした。
彼の第一作「刑罰」は、ドイツの伝統あるクライスト賞を受賞する他、日本でも本屋大賞翻訳部門を受賞するなど、国内外で高い評価を受けているようです。
今度読んでブログに感想をアップします。
- 作者: フェルディナント・フォン・シーラッハ,酒寄進一
- 出版社/メーカー: 東京創元社
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まとめ
フェルディナント・フォン・エーギルは誇り高く聡明な男です。
誰に対しても真剣であり親身であるこの男は、今回僕にtwitter検索の仕様を教えてくれました。
イラストをアップする場合など検索にかかりたい場合は中点を使わず、逆にエゴサ対策をしたい場合は中点を駆使することで、より快適なtwitterライフを送ることができるのです。
そんな時、いつも心にはフェルディナント・フォン・エーギルがいることを忘れないようにしましょう。
おまけ
やめたれよ